
光脱毛と医療用レーザー脱毛
現在の脱毛の主流は、クリニックで使用する医療レーザー脱毛と、脱毛サロンで使用する光脱毛です。
医療用レーザー脱毛も光脱毛も脱毛の原理は同じです。
具体的にはどちらも濃い茶色から黒という濃い色にだけ反応する特殊なレーザー光線を照射し、毛母細胞を焼いてしまうという方法です。
脱毛効果は高く、施術による身体への負担も少ないとされていますが、光線をあてて毛母細胞を焼く手技のためちりちりとした痛みを伴います。
お店によって、冷却方法や冷たい照射ヘッドの使用など、高熱照射による痛みを軽減する処置を工夫しています。
医療用レーザー脱毛と光脱毛では使用している光の周波数が違います
●医療用レーザー脱毛
その名の通り医療用に開発されたレーザー照射装置で光脱毛に比べると照射範囲は狭いですが効果は確実だと言われてます。
●光脱毛
医療用レーザー脱毛に比べると効果の面では弱いのですが、より広い範囲に照射でき、施術時の痛みも少ない設計になっています。
エステや脱毛サロンの光脱毛は医療用器具ではないため医師の資格が不要であり、施術者の育成が容易なのも広く普及している理由の一つと考えられます。
ハイパースキン脱毛
光脱毛や医療用レーザー脱毛同様、光をする脱毛方法ですが、高熱の光で毛母細胞を焼き切るのではなく、37℃の低温で毛の芽にアプローチし、これから毛を生えなくさせる抑毛効果で脱毛する方法です。
低温のため痛みがなく、フォトの光が含まれているため、肌を痛めるどころか美肌効果があり、脱毛と同時にスキンケアもできる新しい脱毛法です。
特に痛みを感じやすいデリケートゾーンであるVIOにはオススメしたい脱毛法です。
電気脱毛・ニードル脱毛
永久脱毛として最も長い歴史をもつのが、電気脱毛・ニードル脱毛です。
これは毛穴に細い針を挿してそこから電気を流し毛母細胞にダメージを与え毛を生えにくくするという手技です。
しかし、安全性や衛生面の問題、また技術者育成の難しさから一部の東洋医学のクリニックやTBCなどを除き、今ではあまり行われていません。
特にビキニラインのようなデリケートな部位に針を刺すというのはかなりの恐怖心を伴いますよね。
そこでニードル脱毛に代わって登場してきたのが医療用レーザー脱毛と光脱毛です。
医療用レーザー脱毛は美容整形外科で主流となっており、光脱毛はエステや脱毛サロンで多く導入されている方法と言ってよいでしょう。